「第55回報知アユ釣り名人戦」清原新名人誕生!アユ釣り界のトップ小澤名人5連覇阻止_vampire savior
清原裕之新名人が誕生した。報知「第55期報知アユ釣り名人戦」が22日、アユアユトッvampire savior滋賀県高島市の安曇川広瀬で行われた。名人名人今夏の「第55回報知アユ釣り選手権 オーナーカップ」(2、戦清澤名阻止3日、原新和歌山・有田川)で初優勝した清原選手(47)=廿日市市=が、界の小澤剛第54期報知アユ釣り名人(54)=巴川遊鮎遊=を2勝1敗で破り、人5名人の座に就いた。連覇
午後3時57分、第5釣り誕生釣りホイッスルが試合終了の合図を告げた。報知清原選手は検量を待たずして勝利を確信していた。アユアユトッ
「緊張でハナカンも通らないほど手が震えた」と第1試合では思ったように動けず、名人名人調子がでないままに過ぎた。戦清澤名阻止vampire savior迷いが生じ、原新リセットが必要な自分にいつも頭に浮かべるひとつの言葉があった。「自分の釣りをする」。呪文のようなその言葉で平常心に返り、清原劇場の幕が開いた。
第2試合。エリア下限の左岸トロ場に陣取り、上飛ばしで攻略した。絶妙にコントロールされたオトリはヘチ際に並んだ野アユを順に誘い、次々にタモへと導いた。そこで24尾をわずか30分ほどで釣り上げ、最終釣果54尾で圧勝。第3試合も勢いは衰えなかった。ポイントを見極めると高速でアユを仕留めていき、またもや釣果を50尾の大台に乗せた。まるでラグビーのスコアのように刻まれる数字に、追いかける小澤名人もついて行けなかった。
6時間の激闘を制し、腕の中にある銀色に光る名人杯をまぶしそうに見つめた。歴代名人の名が連なった名人盾に自分の名を刻むことになり、「名人位は新聞や雑誌でしか見ることがない雲の上のような存在の地位。まさか自分がそこに立てるなんて思ってもみなかった。ほんとにうれしい」とあこがれのビッグタイトルを手に入れ、はにかんだ笑顔を浮かべた。
この日のために下見はもちろん、地元周辺の湖産アユ放流河川に出向いた。追うアユの雰囲気を確かめ、それに慣れるなどの努力を重ねてきた。それでも一番の勝因は「運が味方した」と新名人。全てのじゃんけんに負けて、好ポイントが多いエリア下流に入った。「小澤さんも全部下流から始めたかったはず。最初に数釣って、有利に試合を進められた」と振り返った。
一方が釣ればもう一方も釣る。3試合とも見応えある勝負を展開し、ギャラリーを沸かせた。試合を終え、握手で互いの健闘をたたえ合った。「時間配分もきっちりしてて手返しも早く、動きにまったく無駄がなかった。常に竿を出していると感じた。自分にはできない」と小澤名人をリスペクトし、「瀬釣り勝負だったら歯が立たなかった」と続けた。学ぶべきところは多々あった。それでも「自分のペースは乱したくないから」と取り入れることはしない。これからも清原流“自分の釣り”を貫く。
選ばれた2人の頂点をかけた戦い「報知アユ釣り名人戦」は、今回で幕を閉じた。いつの日にか23人目となった清原名人の防衛戦が行われることを願う。
試合展開 当日の天候は晴れで軽風。平水より15センチ減、アカ付きは良好だった。2日前の降雨による高水からの引き水でアユの活性が高まっている様子だ。引き釣りの小澤名人に対し、泳がせ釣りの清原選手。全体的にチャラ瀬が広がるエリアで、どのポイントをどう攻略するかに注目が集まった。
▽第1試合(昌山前)午前8時32分に開始。じゃんけんで勝った小澤名人が上流、坂本選手が下流に入川。開始直後にチャラ瀬で3尾を入れ掛けた清原選手に続いて、小澤名人もテンポよく釣り上げ、早くも数釣り戦の様相。瀬、トロ場と釣り歩いた清原選手に、チャラ瀬を広範囲に探った小澤名人が4尾の差をつけ折り返した。後半は、ペースが落ちた清原選手に対し、瀬からトロ場の右岸ヘチを攻略した小澤名人が勝って、先手を取った。
▽第2試合(広瀬橋下流)午前11時12分開始。風は少し強まっていた。上流に小澤名人、下流に清原選手が入った。清原選手がトロ場で超ハイペースに釣り上げ26尾をキープ。小澤名人もチャラ瀬で的確にアユを掛けるが、そのペースには及ばず、瀬でも6尾を追加した清原選手が大量リードで前半を終えた。後半も清原選手はトロ場とチャラ瀬で数を伸ばした。小澤名人は右岸の瀬や波立ちを中心に丹念に探ったが巻き返せなかった。清原選手が勝ち、振り出しに戻した。
▽第3試合(広瀬橋上流)午後1時57分に開始。上流に小澤名人、下流に清原選手が入川した。清原選手は広瀬橋から少し上流の瀬でスタートダッシュに成功。小澤名人も右岸ヘチで数を稼いで追い上げを見せるが、なかなか相手のペースを上回れない。後半は小澤名人がチャラ瀬で入れ掛かり、3尾差まで詰め寄ったが、残り35分から前半に名人が釣っていたチャラ瀬で清原選手が加速。リードを保持したまま勝利し、名人位を獲得した。
小倉吉弘・競技委員長「最後の名人戦で素晴らしい勝負を見せてもらった。両者とも6時間で3ケタの釣果を挙げた。これはすごい数字だ。釣りはその時の運もあり、勝敗にはいろんな要素が重なってくる。攻め方や場所移動のタイミング、じゃんけんでの勝ち負けもそのひとつ。ひと言で勝った負けたと言えない試合だった。第3試合では、3尾差まで詰めた小澤選手がそのまま逆転するのかと思わせれば、清原名人は竿が入っていた場所で釣って引き離した。いい場所にはすぐにアユが付くんだなと、アユ釣りの奥深さを感じた試合でもあった」
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